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自己点検・評価を活かした改善

東洋大学では、平成18年度に行った自己点検・評価活動の結果を、既に具体的な改善に繋げる取り組みを行っています。次にその一例をお見せします。

<例1 点検・評価報告書の記述 終章「2.学士課程の教育内容・方法について」より>

「各学部がそれぞれ授業評価アンケートを導入し授業内容、運営の検証を行うツールは揃っている。しかし、そのアンケート結果を活用する段階までには至っていない学部が多い。
 これは大学としてファカルティーディベロップメント(FD)に力を入れてこなかったことを表している。各学部・学科や個々の教員任せで、大学という組織としての取り組みが希薄であった。現在、東洋大学では経済学部において「教員総合評価」という取組みを始めており、学内におけるリーディングケースとなるよう大学としても予算的に支援しており、これらの経験を踏まえて授業評価アンケートシステムを含めた、FD活動に力を入れていくべく体制を整え、平成19年度から本格的に活動を開始する。

(点検・評価報告書 終章P.II)

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これまでの各学部等での取り組み実績を踏まえ、平成19年4月より、「東洋大学FD委員会」を設置し、副学長を中心とする全学的な体制を整えました。
同委員会にはさらに「研修部会」ならびに「大学院部会」が設置されており、それぞれ具体的な活動がなされています。
 現在の東洋大学では、新任教員のFD研修会の企画など、全学的なFD活動が行われています。

<例2 点検・評価報告書の記述 III 学士課程の教育内容・方法等 法学部より>

「実際のところは講義内容や自己の興味よりも時間割の組み立てを優先に履修科目を決定するなど、学生側にカリキュラム改訂の趣旨が十分には伝わっていないと思われる事例も散見される。この点について、法学部としては科目の体系性を理解した上での履修を促すべく、従来から『履修要覧』には履修モデルを記載し、将来の目標とそのために履修が望まれる科目を一覧にして記載してきた。また、学生に法学を体系的に学ぶ意義について理解してもらうため、平成19年度入学生の『履修要覧』に法学の科目体系図を載せることにしている。」

(点検・評価報告書P.151)

矢印

この自己点検・評価の結果をもとに、現在では右のような法学の科目体系図を実際に『履修要覧』に掲載し、学生の皆さんが適切な科目選択ができるように配慮しました。

このように、東洋大学における改善の取り組みは既にいたるところで具体的に行われているのです。

法学の科目体系図

東洋大学は大学基準協会の正会員です。

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