認証評価 Accreditation

 

評価結果

平成19年申請 大学基準協会「大学評価」(認証評価)結果

1.評価結果

評価の結果、貴大学は本協会の大学基準に適合していると認定する。
認定の期間は2015(平成27)年3月31 日までとする。

pdf 評価結果(PDF:302KB)>大学基準協会のホームページ

2.評価結果に対する学長コメント
財団法人大学基準協会による「大学評価(認証評価)」結果を受けて

財団法人大学基準協会による「大学評価(認証評価)」結果が平成20年3月24日付にて公表されました。この評価結果は、平成18年5月時点での東洋大学の活動記録を基として作成した東洋大学による自己点検・評価報告書に基づき、大学基準協会が第三者の目として、東洋大学の大学としてのすべての領域にわたる活動について、評価を行った結果であります。

幸いなことに、評価結果は、「貴大学は本協会の大学基準に適合していると認定する。」というものでありました。また、その総評においては、東洋大学が総合大学としての機能を果たしていること、学内各学部等の計画、現状、課題、結果を発表し合う全学プレゼンテーションの取組みに対しては高い評価を得ることができました。しかし、今後の活動においては、建学の理念等を学生へ直接的に伝えるような働きかけにおいて、また「授業評価アンケート」など学生の生の声を聞きとる体制の整備において、なお努力をすべき点が多く残されていることが指摘されていました。

建学の理念の伝達においては、次のような理念と目標を掲げているのですが、直接学生諸君へ伝える機会は、限られたものであったことが反省されます。目に触れ、耳に触れる機会を工夫していきたいと考えるものです。ちなみに、理念と目標は次のように述べることが出来ます。

東洋大学の理念:「諸学の基礎は哲学にあり」の理念を基に「社会に役立つ智を愛する精神」を継承する
東洋大学の5つの目標:
  1. 独立自活の精神に富み、知徳兼全な能力を備える人材を輩出し、もって地球社会の発展に寄与する
  2. 総合大学の利点を活かす、良質の教育を行う
  3. 高水準、かつ特色のある研究拠点となる
  4. 社会の要請に創造的に応える
  5. 大学構成員が大学の使命を自覚し、自らの責任を果たし協力することにより、継続的な改革・発展を可能とする大学運営を行う

また、「大学評価(認証評価)」の結果において、改善を求めることとして、「助言」には、(1)シラバスの内容への指摘、FD活動の不十分さへの指摘、(2)入学定員比率、収容定員比率等に関する指摘、(3)教員の年齢構成に関する指摘、教員数と学生数との割合に関する指摘がなされています。このような改善のための「助言」については、真摯な対応を取ることが大学の社会的な責任の上からも重要であると考えていることをまず表明しておかなければなりません。シラバスの問題、FDの問題については、すでにそれぞれ検討を開始しているところではありますが、「授業評価アンケート」の結果への対応などを含め、早急に東洋大学方式を確定していかなければなりません。

今後の各種の改革の実行には、いわゆるPDCAサイクルを確実にまわしていくことが必要となりますが、学内において定着してきた全学プレゼンテーションの機会を有効に利用しながら、自己点検・評価の実施、改革の進行管理を実質化していくことが必要であると考えるものです。

東洋大学は、平成24年(2013年)に創立125周年を迎えます。今回の認定の期間は平成27年(2015年)3月31日までとされていますが、創立125周年を一つの目標として、東洋大学を一段とレベルの高い大学へステップアップさせていく良い機会として、今回の「大学評価(認証評価)」の結果への対応を進めていきたいと考えています。

平成20年3月24日 東洋大学 学長
松尾友矩

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