日本の大学はこれまで、新設される際に文部科学省の審査を受けるだけで、設置された後は大学の活動(教育研究等)は義務的に審査されることはありませんでした。
しかし、大学における教育の大枠を国が決めていた時代ではなくなった現在、大学における教育研究等の質を継続的に保証していくためには、設置された後のチェックがより重要になってきます。
そこで現在では日本の全ての大学は、学校教育法により、文部科学大臣の認証する評価機関の定期的な評価を受けることが義務化されているのです。この制度を「認証評価」制度と呼んでいます。
認証評価は各大学の自己点検・評価の結果を踏まえて、国の認証する評価機関が行うもので、東洋大学では財団法人大学基準協会という評価機関の評価を平成19年度に受けました。
大学基準協会とは、昭和22年、当時の国・公・私立大学46校を発起校として設立された大学団体で、東洋大学は昭和28年に正会員となっています。
平成9年には我が国で初めて大学基準協会が実施する「相互評価」(当時)を受け、「大学基準に適合している」との評価を受けています。
平成19年には2回目の大学評価(認証評価としては初)を受けています。右の「認定マーク」はその結果、東洋大学に与えられたもので、
「大学基準」適合の証となるものです。
大学基準協会の「大学評価」は、
という目的のもとに行われているものです。